SALON BLOG
楽しさや雰囲気の良さだけでなく、「社会人として、この会社ならきちんと成長できると思ったんです」と入社理由を話してくれた柴さん。28歳で店長になり、29歳で全社に関わる役員(マネージャー職)へと進みます。その3年後、産休・育休を取り、母となって復帰。パートで復職する先輩ママスタッフが多い中、柴さんは「役員のまま」で復帰することにこだわります。その決意に込めた熱い想いとは? ママ役員として活躍する柴さんに伺いました。
A. 「社員として働き続ける道筋を作りたい」というのが一番です。
産休・育休を取っていた先輩の多くがパートとして復帰していたので、「育休後に社員で戻るとどういう働き方になるんだろう」という不安がありました。それが逆に、「私が社員として戻ることで新たな道筋ができる」と考えるきっかけになったんです。
社長からも「結婚して、出産しても、役員として女性が働き続ける実例ができることは、会社にとってもうれしいこと」と背中を押してもらい、産休前のポジションのまま、復帰することを決めました。
育休後にお店に戻って、スタッフと話をする中で、「出産後の社員としての働き方に興味を持っている女性スタッフが多い」というのを実感しています。これからも自分自身がキャリアを重ねることで、しっかりと道を作っていきたいと思っています。
A. 子育てと仕事の両立はジレンマの連続。スタッフのサポートが助けになっています。
環境が整っていても、子育ては予想外のことばかり。マネージャーとして「こういう取り組みをしたい」、「こういう働き掛けをしたい」と思っても、自分ひとりではやり切れないことも多いのが現状です。当たり前ですが、以前は店長やマネージャーとして仕事をバリバリとこなせていたので、常に葛藤やジレンマがあります。
でも、今は店長やスタッフとのコミュニケーションが取れているので、自分ができない部分は他のスタッフに伝えて協力してもらうことで、乗り越えられています。支えてくれるスタッフには本当に感謝していますし、これからも試行錯誤しながら、会社に貢献していきたいと思っています。
A. 母になったことで、スタッフのキャリアを長い目で見られるようになり、役員としても大きな変化がありました。
子供を生んで母になったことは、自分の人生だけでなく、美容師としてもとても大きなことでした。仕事に対する考え方やスタッフとの関わり方も、出産前より長い目で見られるようになったと思います。目の前のことだけでなく、スタッフの生活やこれからの人生を考えて、キャリアなどの話ができるようになりました。
女性スタッフに対しては、「結婚、出産後も働き続けるメリット」を。男性スタッフには、「結婚して家庭を持ち、ポジションを変えていく」というような将来的な話をしています。私に対して会社がしてくれたように、スタッフの話を聞き、アドバイスしながら、会社とスタッフの「末永いご縁」をつないでいきたいと思っています。
柴裕子(しばゆうこ)さん 33歳美容師
執行役員マネージャー。
GINZA 松本平太郎美容室 吉祥寺PART5勤務(東京都武蔵野市)
スタイリスト歴14年。1歳の男の子のママ。
9:30〜16:30の時短勤務で、月曜と日祝日がお休み。
吉祥寺エリアを中心に、全社のマネジメントに携わる。
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